《八月十二日》はこばれる人のいくたり今宵おり救急車のおと遠く近くに

お盆休みの中の一日と思っていたが、今日は山の日の振替休日だという。
なにぶん遠出やアウトドアが苦手なので山登りはしたことがない。わたしの周囲にいる元気な高齢の方を見ると、若い時は山登りが好きだったという方が多いように思う。いまから山登りしても手遅れと思うので、遠くから丹沢や秩父の山並を眺めるに留めておこう。
こんなふうに山のことを考えていたら新田次郎の小説が読みたくなった。
新潮文庫の『強力伝・孤島』から数編を読む。

著者略歴

藤島 秀憲(ふじしま ひでのり)

歌人、「心の花」編集委員

1960年、埼玉県生まれ。法政大学経営学部卒業。「日本語の変容と短歌――オノマトペからの一考察」により現代短歌評論賞。第1歌集『二丁目通信』により現代歌人協会賞、ながらみ書房出版賞。第2歌集『すずめ』により芸術選奨文部科学大臣新人賞、寺山修司短歌賞。現在「歌壇」「うた新聞」「現代短歌新聞」にエッセイを連載。現代歌人協会会員、NHK学園短歌講座専任講師。

 

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バックナンバー

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