大蔵2021.8.25

 

大関靖博句集『大蔵』(だいぞう)

 

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四六判クータ―バインディング製本ソフトカバー装帯あり 160頁 五句組。
俳人・大関靖博(おおぜきやすひろ 1948年生)氏の第7句集である。本集には、句集だけでなく「附録」と称して評論「芭蕉と華厳経」が収録されている。160頁のうちの50頁をしめるもので「附録」というより、一つの完結した評論である。句集名は「太蔵(たいぞう)」4章の項目はそれぞれ「法華」「大日」「維摩」「華厳」とあり、仏教色の濃い一冊である、いや、であろう、と、いうのは、わたしは仏教に詳しくないので。また、句集名については本書では触れられていないので、確定はできないが、「太蔵」とは「大蔵経=仏教聖典の総称」のことであると思う。
本句集の装釘は和兎さん。
大関氏は装画にこだわられた。
江口が象に乗っている装画を、ということだった。

 

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やっと見つけたいくつかの候補のうち、これに決定。

 

 

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表紙にも銀刷りで。

 

 

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クータ―バインディング製本により開きがいい。

 

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(ふらんす堂「編集日記」2021/8/18より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

 

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