アルトを歌ふ2022.1.28

 

楠原絢子句集『アルトを歌ふ』(あるとをうたう)

 

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四六判ソフトカバー装グラシン巻帯あり 208頁 2句組。
著者の楠原絢子(くすはら・じゅんこ)さんは、1939年群馬県生まれ、現在は東京・小平市在住。教職を経て2009年「創流」(宗内数雄主宰)同人、2013年「翡翠」(鈴木章和主宰)会員、2017年「翡翠」同人。俳人協会会員。本句集は2003年から2021年の作品を収めた第1句集であり、鈴木章和主宰がご序文を寄せている。本句集は、「恩寵の時」「恐竜の卵」「考へる窓」「待つこころ」「惜しむこころ」の5章に章立てがされている。
本句集の装釘は君嶋真理子さん。
瀟洒な仕上がりを希望された楠原絢子さんだった。

 

 

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カバーをグラシン(薄紙)で蒔く仕上がりに。
これは手作業となる。

 

 

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写真だとぼけてしまうのが残念だ。

 

 

 

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ブルーとピンクと二種類の色校正を用意したが、楠原さんは、ピンク方を選ばれた。
わたしたちもピンクのもつあたたかさが、タイトルとよく合っていると思った。

 

 

 

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カバーと帯をはずした表紙。

 

 

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見返しはレースのような透明感のあるもの。

 

 

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扉。

 

 

 

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天アンカットにして、栞紐をつけた。

 

 

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(ふらんす堂「編集日記」2022/1/21より抜粋/Yamaoka Kimiko)

 

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