
《十一月十三日》ふつくらと手にひんやりと亥の子こ 餅もち
炉開きは茶道のお正月という。風炉から炉に変わる 「炉開き」の日に、その年はじめて茶壷を開ける 「口切り」 があることから、そう呼ばれる。
口切の茶事のあとで出されたのは、猪の形をした小豆色の亥の子餅だった。ご亭主の手作りという。亥の月(旧暦十月)の最初の亥の日にこの亥の子餅を食べると、無病息災、子孫繁栄が叶うらしい。私は亥年生まれだが、初めて知った。
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炉開きは茶道のお正月という。風炉から炉に変わる 「炉開き」の日に、その年はじめて茶壷を開ける 「口切り」 があることから、そう呼ばれる。
口切の茶事のあとで出されたのは、猪の形をした小豆色の亥の子餅だった。ご亭主の手作りという。亥の月(旧暦十月)の最初の亥の日にこの亥の子餅を食べると、無病息災、子孫繁栄が叶うらしい。私は亥年生まれだが、初めて知った。
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