
《八月二十一日》きりぎりす蔓ながながと風に乗り
こ俳句甲子園の審判をつとめるため松山に行く。
昭和八年八月二十一日の虚子句日記は「此夜、阿寒湖、山浦旅館泊」。「るべしべ駅」とあって「皆降りて北見富士見る旅の秋」。何の変哲もない句なのに、虚子の手にかかると不思議にその場にいるような気分がする。
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こ俳句甲子園の審判をつとめるため松山に行く。
昭和八年八月二十一日の虚子句日記は「此夜、阿寒湖、山浦旅館泊」。「るべしべ駅」とあって「皆降りて北見富士見る旅の秋」。何の変哲もない句なのに、虚子の手にかかると不思議にその場にいるような気分がする。
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