
《八月十二日》三日月のするどきところ雲に透け
老母を、定期検査のため市民病院に連れてゆく。
昭和二十一年八月十二日の虚子句日記は「稽古会、第四日」。「秋茄子の日に籠にあふれみつるかな」「虹立ちて消えぬ三国に人の病む」と日々充実した句作。三国に病む森田愛子が亡くなったのは、その翌年の四月だ。
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老母を、定期検査のため市民病院に連れてゆく。
昭和二十一年八月十二日の虚子句日記は「稽古会、第四日」。「秋茄子の日に籠にあふれみつるかな」「虹立ちて消えぬ三国に人の病む」と日々充実した句作。三国に病む森田愛子が亡くなったのは、その翌年の四月だ。
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