
《六月二十八日》滴りや笑ひのあとに羽が落つ
たぶん、これきりになるのだろう。
でも、それでいいのだと思う。彼女が読まないのでも、mizukが黙ってしまうのでもなくて──本というのは、ときどき、あるところまで読んだら、ふっと役目を終えてしまうことがある。理由はよくわからない。ただ、そういうふうになっている。
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たぶん、これきりになるのだろう。
でも、それでいいのだと思う。彼女が読まないのでも、mizukが黙ってしまうのでもなくて──本というのは、ときどき、あるところまで読んだら、ふっと役目を終えてしまうことがある。理由はよくわからない。ただ、そういうふうになっている。
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