
《十二月八日》炬燵から出ずに謝る午後三時
床に座るのがどうにも苦手で、こたつとは相性がわるい。椅子のほうが好きだけれど、椅子もなければないで、まあ立っていればいいだけだと思っている。電車などでも、とりあえず座らなくちゃ、と思って椅子を探すようなことはない。立っているのが平気になったのは、立ついう状態に疑問を抱かなくなったせいだ。つまり生活習慣。座ろうと意識する前に、立っている私がもう出来上がっている。
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床に座るのがどうにも苦手で、こたつとは相性がわるい。椅子のほうが好きだけれど、椅子もなければないで、まあ立っていればいいだけだと思っている。電車などでも、とりあえず座らなくちゃ、と思って椅子を探すようなことはない。立っているのが平気になったのは、立ついう状態に疑問を抱かなくなったせいだ。つまり生活習慣。座ろうと意識する前に、立っている私がもう出来上がっている。
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