
《一月十六日》炉火楽し上へ上へとゆく煙
重田園江『シン・アナキズム』を読む。クロポトキンかと思ったらそうではなかった。資本や市場など自明とも思われる制度を疑った思想家を紹介した本で、前から知っていたのはポランニーだけだったが、私と同じ年に生まれたグレーバーという思想家の章はことに面白かった。
昭和六年一月十六日の虚子句日記に「薪も焚き泥炭も焚く暖炉かな」という句があった。「泥炭」(低品質の石炭)という語彙を、虚子は平然と詠み込んだ。
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重田園江『シン・アナキズム』を読む。クロポトキンかと思ったらそうではなかった。資本や市場など自明とも思われる制度を疑った思想家を紹介した本で、前から知っていたのはポランニーだけだったが、私と同じ年に生まれたグレーバーという思想家の章はことに面白かった。
昭和六年一月十六日の虚子句日記に「薪も焚き泥炭も焚く暖炉かな」という句があった。「泥炭」(低品質の石炭)という語彙を、虚子は平然と詠み込んだ。
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