
《三月三日》すいと出でて何の茎立かと思ふ
在宅勤務日の長男と、夜勤明けの三男を誘って近所の蕎麦屋で昼飯。向かい合って座っていた老婦人二人の卓に大きな海老天が載った鍋焼うどんが運ばれた。老婦人たちは幾度も「美味しそう」と言いながら湯気の立つ鍋を満面の笑顔で眺めている。いい風景だ。
昭和十四年三月三日の虚子句日記は「家庭俳句会 本田あふひ邸」。「苗畠へ大肥柄杓突きながら」。「突きながら」が生き生きとしている。
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在宅勤務日の長男と、夜勤明けの三男を誘って近所の蕎麦屋で昼飯。向かい合って座っていた老婦人二人の卓に大きな海老天が載った鍋焼うどんが運ばれた。老婦人たちは幾度も「美味しそう」と言いながら湯気の立つ鍋を満面の笑顔で眺めている。いい風景だ。
昭和十四年三月三日の虚子句日記は「家庭俳句会 本田あふひ邸」。「苗畠へ大肥柄杓突きながら」。「突きながら」が生き生きとしている。
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