
《三月二十三日》何も知らず大きなシャボン玉を吹く
辻桃子さんの『白桃抄』を再読する。句の呼吸がなつかしい。
昭和十四年三月二十三日の虚子句日記は「丸之内倶楽部俳句会」「鳶のごと鷹舞ひ澄むや草を摘む」「日輪の低く親しや草を摘む」「窓際に種痘のかひな差し延べて」「陽炎の石を仏と拝みけり」など、好もしい句がならぶ。鷹が鳶のようで、日輪が低く親しいのが虚子の世界だ。
無断転載・複製禁止

辻桃子さんの『白桃抄』を再読する。句の呼吸がなつかしい。
昭和十四年三月二十三日の虚子句日記は「丸之内倶楽部俳句会」「鳶のごと鷹舞ひ澄むや草を摘む」「日輪の低く親しや草を摘む」「窓際に種痘のかひな差し延べて」「陽炎の石を仏と拝みけり」など、好もしい句がならぶ。鷹が鳶のようで、日輪が低く親しいのが虚子の世界だ。
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