ネット句会…2020.4.23

 

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お久しぶりすぎて、もう誰も見ていないだろうこのページ。

 

こっそりと更新してみようと思います。

 

新型コロナウィルスで世界が変わってしまい、
非日常を日常として生きていくことを突如として求められています。
みなさんはいかがお過ごしですが。

 

 

ふらんす堂では危機意識の高いスタッフ(または悲観的?笑)が多いためか、 比較的はやい2月の段階で一部のスタッフはテレワークになりました。

 

その後も状況に左右されながらテレワークの人数を増やしたり、
シフトを組んで会社にいる人間の数を減らしたりして、
今や会社はシフト制のワンオペで、毎朝WEBカメラを使ってミーティングをしている、
そんな状態です。(最先端~!)

 

そのため、皆さまにも注文やお問い合わせ対応でお時間を頂くというご迷惑などを多々かけてしまっています。
非常時と寛大な心で許していただければ幸いです。

 

小社では3月の句会からすべての句会を中止しております。
これは緊急事態宣言前から社内で話し合って決めたことになります。

 

どの句会でも、来て下さる皆さんは、
お元気でエネルギーに満ちあふれて活き活きと句会で学び楽しんでいらっしゃいます。

 

新型コロナウィルスの驚異が大きくなるにつれ、
私はそんな皆さまのお顔が浮かびました。
どうやら、このウイルスは年齢が上であればあるほどその脅威が大きい、というのが大方の知見のようです。

 

句会は若い人もたくさんきてくださいますが、やっぱり圧倒的に素敵なマダム・ジェントルマン世代が多い。
そして、そんなマダム・ジェントルマンである皆さまは、そこに句会があれば来てしまうのです。
登山家がそこに山があれば登ってしまうように。

 

私は30代(もうすぐ40)です。
コロナウィルスにかかって辛い思いをしても死なないかもしれない。(死ぬこともあると思いますが)
でもそんな私が無症状でコロナウィルスにかかっていて、
句会でみなさんに配る短冊にコロナウィルスがついてしまっていたら……?
おつりの受け渡しで感染させてしまったら……??
話しかけて頂いてニコニコ笑ってお話してるその瞬間に移してしまったら……???

 

考えるだけで恐ろしいことです。

 

少しだけ想像しても自分発信の様々なリスクがいくつも思いつきます。
それ以外にもたくさんの高リスクな状況にさらされることになります。

 

緊急事態宣言の有無に拘わらず、句会はとうぶんできないでしょう。
とうぶんというのはいつぐらいなのか。

 

このウイルスの弱点がわかり、ワクチンが開発されるまでです。

 

それまでは「今までのような生活」はどう考えても難しい。
そして「今までの生活」が戻ってくるのは2年くらい先だとも言われています。

 

現時点でこのウイルスで分かっているただひとつの正解は「STAY HOME」ということだけです。

 

「人に会うな」 ということです。

 

それしか分かっていないのです。
(3密は社会を立ちゆかせるための妥協点だと私は個人的に思っています)

 

本当によくできた恐ろしいウイルスです。

 

中国やイタリアやアメリカ、そして今や日本の医療現場を見ているとあまりにも悲惨です。

私たちは最大限の努力をして家にいなければいけないのです。

このウイルスと少なくともあと2年付き合っていかなければならない。
どうしたらいいのか分かりませんが、考えなくてはいけません。
この状況で生活をするにはどうしたらいいのか。
この状況で句作するにはどうしたらいいのか。
この状況で句会(のようなもの)を開くにはどうしたらいいのか。

 

すべてゼロからのスタートです。 考えなければいけません。

 

 

ということで先生方ともご相談してネット句会をはじめたいと思います。
最初の一歩は、3句投句で全句選評(特選・秀作・佳作の発表あり)。
どしどしご参加くださいませ。
この生活とこのスタイルにみなさんが慣れたら
WEBカメラを使っておしゃべりしながらのネット句会ができるといいなあとも思っています。
野望ですね^^

 

非日常を日常にして、「あとどのくらい我慢すれば?」と考えるのではなく、
この状況で生きていくことに腹をくくって
新しいことにチャレンジしていきましょう!

 

 

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P@生きてまた家族、友達、そして皆さんに会うことが出来たら、そのときは泣いてしまうと思う。

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