
《八月二十七日》教会に来て蟷螂の斧ねぶる
あまり気に入った句も出来ぬまま夜の句会へ。
昭和七年八月二十七日の虚子句日記は「山陰俳句大会兼題」。「顔出して闇の芭蕉に対しけり」「名月を遮り立てる芭蕉かな」。「顔出して」「立てる」という何気ない措辞が描写の言葉として働いている。
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あまり気に入った句も出来ぬまま夜の句会へ。
昭和七年八月二十七日の虚子句日記は「山陰俳句大会兼題」。「顔出して闇の芭蕉に対しけり」「名月を遮り立てる芭蕉かな」。「顔出して」「立てる」という何気ない措辞が描写の言葉として働いている。
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