
《十月十二日》町外れなるアパートの秋簾
新美術館のルーブル美術館展を見る。
昭和六年十月十二日の虚子句日記は「七宝会。赤坂山王境内、山の茶屋」「赤い頭巾青い頭巾や石の猿」。十月に冬の句を詠んでいる。石の猿の頭に被せた頭巾に冬の季節感はない。虚子の融通無碍な季題観の証左となる一句だ。
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昭和六年十月十二日の虚子句日記は「七宝会。赤坂山王境内、山の茶屋」「赤い頭巾青い頭巾や石の猿」。十月に冬の句を詠んでいる。石の猿の頭に被せた頭巾に冬の季節感はない。虚子の融通無碍な季題観の証左となる一句だ。
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