《十二月十九日(木)》あらゆる手を尽くして声を上げること冬越えてゆく鵙の鋭さ
十八時から宮崎山形屋前で「十九の日の集会」。二〇一五年九月十九日に安保法制が強行採決されたことへの抗議として始まった集会は、毎月十九日に宮崎山形屋前交差点で安保法制の廃止や国民のための政治を求めて声を上げている。今回は私も参加して五分ほどアピールをする。
著者略歴
大口玲子(おおぐち・りょうこ)
1969年東京都大田区生まれ。宮城県仙台市、石巻市を経て、現在は宮崎県宮崎市在住。1998年、「ナショナリズムの夕立」で第四十四回角川短歌賞受賞。
歌集に『海量』、『東北』、『ひたかみ』、『トリサンナイタ』、『桜の木にのぼる人』、『ザベリオ』、『自由』、歌文集に『セレクション歌人5 大口玲子集』『神のパズル』がある。「心の花」会員。宮崎日日新聞「宮日文芸」短歌欄選者。牧水・短歌甲子園審査員。
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