
《一月十八日》二三人焼藷買ふの買はぬのと
焼藷に憧れながら、蒸した紅あずまを食べる。
昭和六年一月十八日の虚子句日記は「銀座探勝会」。会場は「統制会社会議室」。「統制会社」は戦争遂行のための国策会社。「辞意ありて許されずして春を待つ」という句がある。虚子は、文学報国会の俳句部長を辞めたいと思っていたのだろうかと勘繰りたくなる。
無断転載・複製禁止

焼藷に憧れながら、蒸した紅あずまを食べる。
昭和六年一月十八日の虚子句日記は「銀座探勝会」。会場は「統制会社会議室」。「統制会社」は戦争遂行のための国策会社。「辞意ありて許されずして春を待つ」という句がある。虚子は、文学報国会の俳句部長を辞めたいと思っていたのだろうかと勘繰りたくなる。
無断転載・複製禁止