《七月四日》山で被りパリで被りし夏帽子

世田谷区の次太夫堀公園民家園で吟行。
昭和十六年七月四日の虚子句日記は「家庭俳句会。麹町永田町日枝神社東鳥居前、小泉亭」。「襖みなはづして鴨居縦横に」。眼に映った印象をそのまま詠んだかのような。

著者略歴

岸本尚毅(きしもと・なおき)

1961年岡山県生。著書に『文豪と俳句』『露月百句』、編著『室生犀星俳句集』『新編
虚子自伝』など。岩手日報・山陽新聞俳壇選者、角川俳句賞選考委員。

 

無断転載・複製禁止

バックナンバー

  • 7月5日:換気扇全て西日に回りをり
  • 7月4日:山で被りパリで被りし夏帽子
  • 7月3日:鼓笛隊すすむ海月はぷかぷかと
  • 7月2日:布施明涼しく老いて日焼して
  • 7月1日:孑孑に子どもの尿の一大事

俳句結社紹介

Twitter