
《八月十日》広々と硝子障子や秋の蝶
寺田寅彦の俳論をいくつか読む。
昭和二十一年八月十日の虚子句日記は「稽古会、第二日」。終戦の翌年の小諸の虚子庵で句会を重ねている。「くさ〱の稔りに入りし残暑かな」「雲の峯立ちつ崩れつ秋の風」「この頃は常に神鳴る山家かな」など句柄の大きい句に混じって「食らひたる西瓜の殻の盆を引け」という句があるのが嬉しい。
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寺田寅彦の俳論をいくつか読む。
昭和二十一年八月十日の虚子句日記は「稽古会、第二日」。終戦の翌年の小諸の虚子庵で句会を重ねている。「くさ〱の稔りに入りし残暑かな」「雲の峯立ちつ崩れつ秋の風」「この頃は常に神鳴る山家かな」など句柄の大きい句に混じって「食らひたる西瓜の殻の盆を引け」という句があるのが嬉しい。
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