岩手日報俳句欄の選句。 昭和七年十月十九日の虚子句日記は「嵯峨野吟行。二条、巨陶居」「遅月の出るまで篝二タところ」。何の変哲もない句だが、作者の静かな心持ちが伝わってくる。巨陶は三菱財閥の岩崎小彌太か。
著者略歴
1961年岡山県生。著書に『文豪と俳句』『露月百句』、編著『室生犀星俳句集』『新編 虚子自伝』など。岩手日報・山陽新聞俳壇選者、角川俳句賞選考委員。
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