《五月七日(火)》芍薬の白ほころびて息子には制服移行期間はじまる
今後は「制服移行期間」をなくし、それぞれの体調や天候に合わせて制服の冬服や夏服を自由に組み合わせて着用できるように、生徒総会で校則の変更案が検討されているらしい。
著者略歴
大口玲子(おおぐち・りょうこ)
1969年東京都大田区生まれ。宮城県仙台市、石巻市を経て、現在は宮崎県宮崎市在住。1998年、「ナショナリズムの夕立」で第四十四回角川短歌賞受賞。
歌集に『海量』、『東北』、『ひたかみ』、『トリサンナイタ』、『桜の木にのぼる人』、『ザベリオ』、『自由』、歌文集に『セレクション歌人5 大口玲子集』『神のパズル』がある。「心の花」会員。宮崎日日新聞「宮日文芸」短歌欄選者。牧水・短歌甲子園審査員。
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