《十一月十日(日)》われを見る目を意識せり献金箱、ATMの前に立つとき

イエスは賽銭箱の向かいに座って、群衆がそれに金を入れる様子を見ておられた。

(マルコ 12・41)

著者略歴

大口玲子(おおぐち・りょうこ)

1969年東京都大田区生まれ。宮城県仙台市、石巻市を経て、現在は宮崎県宮崎市在住。1998年、「ナショナリズムの夕立」で第四十四回角川短歌賞受賞。
歌集に『海量ハイリャン』、『東北』、『ひたかみ』、『トリサンナイタ』、『桜の木にのぼる人』、『ザベリオ』、『自由』、歌文集に『セレクション歌人5 大口玲子集』『神のパズル』がある。「心の花」会員。宮崎日日新聞「宮日文芸」短歌欄選者。牧水・短歌甲子園審査員。

 

 

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バックナンバー

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  • 11月10日:われを見る目を意識せり献金箱、ATMの前に立つとき
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