
《四月五日》馬酔木咲く儀礼の皿に日を沈め
夕方、ひとりで食べる冷めたシチューを皿に盛った。
特別でもないけど、今日は少しだけ丁寧によそってみた。
白い花が、ずっと窓の向こうで、なにかに間に合おうとしているみたいに揺れていた。
食べ終えた皿の曲面が、光をしずかにはね返していた。
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夕方、ひとりで食べる冷めたシチューを皿に盛った。
特別でもないけど、今日は少しだけ丁寧によそってみた。
白い花が、ずっと窓の向こうで、なにかに間に合おうとしているみたいに揺れていた。
食べ終えた皿の曲面が、光をしずかにはね返していた。
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