
《四月八日》湯を抱きて眠るネフェルの頬に花
風呂から出たら鏡が真っ白。でも拭かず、なんとなく電気も消したりして、暗闇のなかタオルで髪をこすった。赤い糸で花が縫ってある古いタオル。捨てようと思っているのだけれど、なんとなく今日もつかった。寝るとき、枕から湯の匂いがして、思わず鼻を近づけた。
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風呂から出たら鏡が真っ白。でも拭かず、なんとなく電気も消したりして、暗闇のなかタオルで髪をこすった。赤い糸で花が縫ってある古いタオル。捨てようと思っているのだけれど、なんとなく今日もつかった。寝るとき、枕から湯の匂いがして、思わず鼻を近づけた。
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