
《十二月二十五日》服欲を屠りし冬の女かな
今年は人生でいちばん服を買わなかった年だ。一月に、フロントジップの黒のワンピース二着とキャミソール二着を買って、終了。服欲という名の猛獣を真顔で成敗し、いまあるものを着回す生活を送った。後半にはパジャマが消滅したが補充はしなかった。風呂上がりは服のまま就寝、起きてそのまま翌日へ。なんでこんなことをしたかというと考える事柄を減らすためである。脳の容量に余裕がなく、そういう対策をとったというわけ。
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今年は人生でいちばん服を買わなかった年だ。一月に、フロントジップの黒のワンピース二着とキャミソール二着を買って、終了。服欲という名の猛獣を真顔で成敗し、いまあるものを着回す生活を送った。後半にはパジャマが消滅したが補充はしなかった。風呂上がりは服のまま就寝、起きてそのまま翌日へ。なんでこんなことをしたかというと考える事柄を減らすためである。脳の容量に余裕がなく、そういう対策をとったというわけ。
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