
《十二月二十八日》焚火より熱くて甘き嘘が好き
年末年始に季節感がないなと思う。だが、そう思う自分こそ炬燵にも入らず、門松も立てず、暦に対して横着なのだった。年末感は自然に降ってくるものではなく、手入れを要する庭のようなもの。放っておけば荒れるのは当然だ。来年は歳時記を手元に置き、季節感を他人任せにせず、自分で用意してみよう。もっとも、すべては年が明けてからだ。あと数日は、目一杯だらだら過ごすとしよう。
無断転載・複製禁止

年末年始に季節感がないなと思う。だが、そう思う自分こそ炬燵にも入らず、門松も立てず、暦に対して横着なのだった。年末感は自然に降ってくるものではなく、手入れを要する庭のようなもの。放っておけば荒れるのは当然だ。来年は歳時記を手元に置き、季節感を他人任せにせず、自分で用意してみよう。もっとも、すべては年が明けてからだ。あと数日は、目一杯だらだら過ごすとしよう。
無断転載・複製禁止