
《一月七日》見下ろせばそそり立ちをり霜柱
大根や菜っ葉のたぐいを入れた自称「七草粥」を食す。すぐに腹が減る。
昭和二十八年一月七日の虚子句日記には「悪の利く人利かぬ人などと杞陽の申し来れるに」とあり、「悪なれば色悪よけれ老の春」とある。「悪なれば」と「悪ならば」はどう違うのだろうか。自分が悪党だと思っていない人は「悪ならば」と書くはず。「初空や大悪人虚子の頭上に」と詠んで「悪人」を自称した虚子の句だから「悪なれば」でよいのだ。
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大根や菜っ葉のたぐいを入れた自称「七草粥」を食す。すぐに腹が減る。
昭和二十八年一月七日の虚子句日記には「悪の利く人利かぬ人などと杞陽の申し来れるに」とあり、「悪なれば色悪よけれ老の春」とある。「悪なれば」と「悪ならば」はどう違うのだろうか。自分が悪党だと思っていない人は「悪ならば」と書くはず。「初空や大悪人虚子の頭上に」と詠んで「悪人」を自称した虚子の句だから「悪なれば」でよいのだ。
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