
《三月十五日》キユーと鳴く子猫の耳の桔梗めく
高校生を対象とする「俳句賞25」の審査会。
昭和十五年三月十五日の虚子句日記は「家庭俳句会。柴又、川甚」「野を焼く火つけておいては歩き行く」。嘱目か席題かわからないが、柴又の風情に触発された野焼の句のように思われる。「つけておいては歩き行く」は「自」の句とも「他」の句とも見えて味わい深い。
無断転載・複製禁止

高校生を対象とする「俳句賞25」の審査会。
昭和十五年三月十五日の虚子句日記は「家庭俳句会。柴又、川甚」「野を焼く火つけておいては歩き行く」。嘱目か席題かわからないが、柴又の風情に触発された野焼の句のように思われる。「つけておいては歩き行く」は「自」の句とも「他」の句とも見えて味わい深い。
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