老母を市民病院に連れてゆく。 昭和八年五月十三日の虚子句日記は「水無月会。百花園」「蝶々の逆落し来る新樹かな」。「逆落し来る」という動きの描写に安定した巧さを感じる。
著者略歴
1961年岡山県生。著書に『文豪と俳句』『露月百句』、編著『室生犀星俳句集』『新編 虚子自伝』など。岩手日報・山陽新聞俳壇選者、角川俳句賞選考委員。
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