
《五月十四日》緑蔭やくはへし飴の棒長く
晩酌の麦酒用のグラスが割れては減る。しかたなく子供用のウルトラマンのコップを使う。その最後の生き残りのウルトラセブンも割ってしまったので、ミッフィーちゃんのコップにヱビス麦酒を注ぐ。
昭和六年五月十四日の虚子句日記は「七宝会。葉山秋谷、畠山山荘にて」「春水の笹濁りして迸る」。同時作は「夏山に埋もれてゐる草屋かな」「茶を飲んで又夏山に対ひけり」。眼前の実景は夏だが、水だけは「春水」の趣なのだ。
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晩酌の麦酒用のグラスが割れては減る。しかたなく子供用のウルトラマンのコップを使う。その最後の生き残りのウルトラセブンも割ってしまったので、ミッフィーちゃんのコップにヱビス麦酒を注ぐ。
昭和六年五月十四日の虚子句日記は「七宝会。葉山秋谷、畠山山荘にて」「春水の笹濁りして迸る」。同時作は「夏山に埋もれてゐる草屋かな」「茶を飲んで又夏山に対ひけり」。眼前の実景は夏だが、水だけは「春水」の趣なのだ。
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