
《十月二十五日》音立てて歩く露けき家の中
鎌倉方面にて吟行、句会。稲村ケ崎の和食どころであら煮の定食を食べる。
昭和九年十月二十五日の虚子句日記は「丸之内倶楽部俳句会」。「立ち出でゝ四方の眺の柹の秋」と「しみ〲と衣袂に染みぬ放屁虫」。「立ち出でゝ四方の眺」と「柿の秋」とは落差の小さい俳味。「しみ〲と衣袂に染みぬ」の後の「放屁虫」は落差の大きい俳味だ。放屁虫が放った液体が衣服に付着したのだろう。
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鎌倉方面にて吟行、句会。稲村ケ崎の和食どころであら煮の定食を食べる。
昭和九年十月二十五日の虚子句日記は「丸之内倶楽部俳句会」。「立ち出でゝ四方の眺の柹の秋」と「しみ〲と衣袂に染みぬ放屁虫」。「立ち出でゝ四方の眺」と「柿の秋」とは落差の小さい俳味。「しみ〲と衣袂に染みぬ」の後の「放屁虫」は落差の大きい俳味だ。放屁虫が放った液体が衣服に付着したのだろう。
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