山口青邨邸2018.5.28
北上の詩歌文学館に行ってきました。
ふらんす堂から刊行した岩淵喜代子さんの句集『穀象』が第33回詩歌文学館賞の俳句部門を受賞され、その授賞式に行ったのです。
詩歌文学館では、ふらんす堂で働くスタッフとしてはワクワクしてしまう水原秋櫻子の企画展がやっていますよ。6月10日まで。
窓秋の学ラン姿の写真とかを見て一人でウハウハしていました。
去年、第32回を後藤比奈夫先生の『白寿』が受賞されたときには、詩歌文学館の周りにある広い庭でひとりでゴロゴロ日光浴をして時間をつぶしていたのですが、そのとき新聞記者の方に「山口青邨の自宅に行った??とても素敵だったわよ」と教えて頂いていたので、水原秋櫻子展を見終えたら、すぐに山口青邨宅へ。
迷ったらどうしよう、授賞式に遅れちゃったらどうしようと思っていたら館の目の前でした。よかった!
かわいいものがお好きだったのかしら……
磨りガラスって憧れちゃう。
その昔、青邨邸が杉並にあった時に、ふらんす堂の代表が伺った際、この椅子には深見けん二先生が腰掛けられていたとか。
座っても良いのか分からなかったので眺めて写真を撮らせていただきました。
テーブルの上に掛けてあるクロスがあまりに素敵でに心躍りました。
(昔つくられた、質の良いずっしりみっちりとした“重さ”のあるものって、ため息が出ちゃいますね……)
使い方もわからないけど、ここでお風呂に入りながら本を読んだら楽しそうです。
青邨氏が愛用していた(であろう)杖。
象の杖が上手に撮れなくて残念です。
P@北上に行くことがあったらぜひ詩歌文学館青邨邸へ