今月今年最後の句会を迎えるのが、コスモス句会。唯一のズーム句会。直に出会って対面で句会をすることが一番望ましい。それが出来ない場合はメール句会もよいが、顔が見えない。声が聞けない。その点をカバーしてくれるのが、ズーム。高齢になってゆくと、案外このズームというのが有効に作用するかもしれないと思っている。
●季語=報恩講(冬)
著者略歴
山口昭男(やまぐち・あきお)
1955年兵庫県生まれ。波多野爽波、田中裕明に師事。
「秋草」主宰。句集に『書信』『讀本』『木簡』(第69回読売文学賞)
『礫』、著書に『言葉の力を鍛える俳句の授業―ワンランク上の俳句を目指して』『シリーズ自句自解Ⅱ ベスト100 山口昭男』『波多野爽波の百句』がある。日本文藝家協会会員
無断転載・複製禁止