十二月は各句会が納め句会となる。句会終了後には必ず飲み会が設定されていたが、この月だけは人が増える。「青」も「ゆう」もそうだった。一年の振り返りというより、来年に向けての計画を話すことが多い。さて、「秋草」。来年の一年間のストーリーは決まっている。原稿依頼もほぼ済ませた。後は展開を待つだけだ。
●季語=年の暮(冬)
著者略歴
山口昭男(やまぐち・あきお)
1955年兵庫県生まれ。波多野爽波、田中裕明に師事。
「秋草」主宰。句集に『書信』『讀本』『木簡』(第69回読売文学賞)
『礫』、著書に『言葉の力を鍛える俳句の授業―ワンランク上の俳句を目指して』『シリーズ自句自解Ⅱ ベスト100 山口昭男』『波多野爽波の百句』がある。日本文藝家協会会員
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