要介護の老母を病院に連れて行く。 昭和十一年二月十八日の虚子句日記は「朝、熊野灘航行」とあって「船室の吾子よく眠る寒牡丹」。箱根丸で渡欧途上。よく眠る吾子は、渡欧に同伴した六女(後の上野章子)だ。
著者略歴
1961年岡山県生。著書に『文豪と俳句』『露月百句』、編著『室生犀星俳句集』『新編 虚子自伝』など。岩手日報・山陽新聞俳壇選者、角川俳句賞選考委員。
無断転載・複製禁止