《五月七日》ぽつねんと居るや西日に前を向き

公益財団法人登戸学寮の決算処理のため税理士と打ち合わせをする。
昭和三十年五月七日の虚子句日記は「大崎会 英勝寺」「豆飯に何はなくとも目刺焼く」。豆飯に一番合いそうなのは鰆の西京漬とか赤魚の粕漬だが、「何はなくとも」が虚子先生流。

著者略歴

岸本尚毅(きしもと・なおき)

1961年岡山県生。著書に『文豪と俳句』『露月百句』、編著『室生犀星俳句集』『新編
虚子自伝』など。岩手日報・山陽新聞俳壇選者、角川俳句賞選考委員。

 

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バックナンバー

  • 5月7日:ぽつねんと居るや西日に前を向き
  • 5月6日:夕虹やもやし炒めを火がつつみ
  • 5月5日:遠き木の古巣見えたり雲まれに
  • 5月4日:鐘鳴つて五時は明るき接木かな
  • 5月3日:石鹸玉ごみ食ふ鳩に幸あれと
  • 5月2日:鉄の柵錆びてぐらぐら百千鳥
  • 5月1日:素甘あり桜餅より大いなる

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