《六月二日》押し来るや頭分厚き黄金虫

先週に続きJICAの南アフリカパワープール支援事業のため、アフリカの電力技術者の人々との会議に出席。
昭和十年六月二日の虚子句日記は「武蔵野探勝会。横須賀軍艦見学」「水兵の釣床を見てふと悲し」「昼寝する水兵をな驚かしそ」。軍艦勤務中の水兵は釣床(ハンモック)に寝る。夜間に勤務して昼に眠る者もいる。釣床も昼寝も季節感はないが、季語が詠まれていればよい、というのが虚子流だ。

著者略歴

岸本尚毅(きしもと・なおき)

1961年岡山県生。著書に『文豪と俳句』『露月百句』、編著『室生犀星俳句集』『新編
虚子自伝』など。岩手日報・山陽新聞俳壇選者、角川俳句賞選考委員。

 

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  • 6月2日:押し来るや頭分厚き黄金虫
  • 6月1日:よき稚児や木魚大きく涼しげに

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