《六月四日》脚三つ持てる大きな扇風機

鎌倉の教養センターに出講。
昭和十一年六月四日の虚子句日記は「島ほつ〱と見え始む。四時九龍桟橋着。下田君の出迎を受け満鉄の白石君、楠窓君、章子とスター・フェリーにて香港に到り自動車にて島巡り。千歳花壇に入り揮毫」「江水の濁りはじまる夏の海」。

著者略歴

岸本尚毅(きしもと・なおき)

1961年岡山県生。著書に『文豪と俳句』『露月百句』、編著『室生犀星俳句集』『新編
虚子自伝』など。岩手日報・山陽新聞俳壇選者、角川俳句賞選考委員。

 

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バックナンバー

  • 6月4日:脚三つ持てる大きな扇風機
  • 6月3日:花屋の薔薇八百屋のバナナ大西日
  • 6月2日:押し来るや頭分厚き黄金虫
  • 6月1日:よき稚児や木魚大きく涼しげに

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