
《七月二日》布施明涼しく老いて日焼して
鎌倉教養センターに出講後、藤沢の居酒屋でおでんと刺身の定食を食べる。小鉢はモズク酢が少々。グラスビールが欲しくなったが、我慢する。
昭和七年七月二日の虚子句日記は「女子大学俳句会。植物園」。「夏萩の葉のしほれつゝ吹かれをり」。「しほれつゝ」とは、乾燥して生気がないのだろう。「吹かれをり」もさほど涼しくはなさそうだ。
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鎌倉教養センターに出講後、藤沢の居酒屋でおでんと刺身の定食を食べる。小鉢はモズク酢が少々。グラスビールが欲しくなったが、我慢する。
昭和七年七月二日の虚子句日記は「女子大学俳句会。植物園」。「夏萩の葉のしほれつゝ吹かれをり」。「しほれつゝ」とは、乾燥して生気がないのだろう。「吹かれをり」もさほど涼しくはなさそうだ。

著者略歴
1961年岡山県生。著書に『文豪と俳句』『露月百句』、編著『室生犀星俳句集』『新編
虚子自伝』など。岩手日報・山陽新聞俳壇選者、角川俳句賞選考委員。
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