
《十一月四日》初鴨にすつぽん顔を出してをり
居酒屋で席題の句会。
昭和八年十一月四日の虚子句日記は「武蔵野探勝会。浜町、日本橋倶楽部」。「川を見るバナゝの皮は手より落ち」はこのときの吟。このほか「艪をこぐや河岸の鉢菊眺めつゝ」「鳶なりし都鳥とは事をかし」など。季はバナナが夏、菊が秋、都鳥が冬。同じ日の吟行句が三季にわたっている。
無断転載・複製禁止

居酒屋で席題の句会。
昭和八年十一月四日の虚子句日記は「武蔵野探勝会。浜町、日本橋倶楽部」。「川を見るバナゝの皮は手より落ち」はこのときの吟。このほか「艪をこぐや河岸の鉢菊眺めつゝ」「鳶なりし都鳥とは事をかし」など。季はバナナが夏、菊が秋、都鳥が冬。同じ日の吟行句が三季にわたっている。
無断転載・複製禁止