2026.5.11 山中や老いたるあやめ花を垂れ
2026.5.10 白玉のつめたさ残る匙を置く
2026.5.9 ふさふさの髪の毛見えて夏帽子
2026.5.8 墓にふと捩り花あり雲明るく
2026.5.7 ぽつねんと居るや西日に前を向き
2026.5.6 夕虹やもやし炒めを火がつつみ
2026.5.5 遠き木の古巣見えたり雲まれに
2026.5.4 鐘鳴つて五時は明るき接木かな
2026.5.3 石鹸玉ごみ食ふ鳩に幸あれと
2026.5.2 鉄の柵錆びてぐらぐら百千鳥
2026.5.1 素甘あり桜餅より大いなる