2025.6.6 雨けぶる奥渚在り寄する波在り乗り上ぐる舳在り見ゆ
2025.6.5 我に父母在り父母にその父母在りて見返る前や雨ひたけぶる
2025.6.4 雨ごもり思ひ返すに為せし何無くうち過ぎむ虚し一生か
2025.6.3 雨ごもり我や何せむ日ねもすを何為すならずもの思ひせむ
2025.6.2 この国に雨の六月あることの恵みつくづく渇く心に
2025.6.1 鬱の月五月過ぎゆき美しき六月に入る雨の六月