鈴木恭子句集『歌がるた』(うたがるた)。

四六判ソフトカバー装帯あり 208頁 二句組
著者の鈴木恭子(すずき・きょうこ)さんは、昭和10年(1935)東京生まれ、現在は東京都調布市在住。平成10年(1998)「沖」入会、能村研三・林翔の指導を受ける。「沖」同人を経て、平成19年(2007)年「対岸」入会、今瀬剛一に師事。現在「対岸」同人、俳人協会会員。本句集は、平成11年(1999)より平成30年(2018)の20年間の作品を収録した第1句集である。序文を今瀬剛一主宰が寄せている。
本句集の装丁は君嶋真理子さん。
「歌がるた」というタイトルに響き合うもの、というのが著者の鈴木恭子さんのご希望だった。



君嶋さんが用意したラフイメージの中からこれを鈴木恭子さんは選ばれたのだった。
なかなか格調高い。



表紙。
渋い紫色の用紙である。


見返しには金、銀が品よくまぶしてある用紙。

扉のみ光沢のある用紙を用いた。

(ふらんす堂「編集日記」2019/10/10より抜粋/Yamaoka Kimiko)