小林成子句集『わだち』

四六判ソフトカバー装グラシン巻帯有り 194頁 二句組
著者の小林成子(こばやし・せいこ)さんは、昭和15年(1940)兵庫県生まれ、現在は宝塚市在住。平成5年(1993)「火星」入会、平成19年(2007)恒星圏同人、平成28年(2016)「火星賞」受賞。俳人協会会員。本句集は平成7年(1995)から令和2年(2020)までの作品を収録した第1句集である。序文は山尾玉藻主宰が寄せている。
山尾主宰は、1章から4章までを、章ごとに作品を丁寧に紹介している。そして作者の歩みにそいながらその特質にふれている。
本句集の装釘は君嶋真理子さん。

「カバーは紺色をご希望されました。
『落ち着いたなかに明るさの感じられる、とても良い色合いですね。』とおっしゃって頂きました。
見返しの紺が華やかできれいです。」と担当の文己さん。








扉。


(ふらんす堂「編集日記」2022/12/21より抜粋/Yamaoka Kimiko)