松枝真理子句集『薔薇の芽』(ばらのめ)。
四六判小口折表紙。196頁
著者の松枝真理子(まつえだ・まりこ)さんは、昭和45年(1970)愛知県生れ、現在東京都在住。平成18年(2006)に俳誌「知音」に入会、行方克巳・西村和子に師事。平成24年(2012)第1回青炎賞を受賞している。「知音」同人である。本句集は、平成18年から28年までのおよそ10年間の作品を収録した第1句集であり、「知音」の青炎叢書の一巻として刊行された。帯文を行方克巳、序文を西村和子の両師が寄せている。
本句集の装幀は、和兎さん。
シンプルで派手でなく、というのが松枝真理子さんのご希望だった。
ご本人はとても華やかな雰囲気を持つ方であるが。。
用紙は光沢のある地模様の入ったもの。
色を極力抑えたものとなった。
少し地味かしらと、心配したのだが、松枝さんは気に入って下さった。
見返しは華やかに。
裏側の方がやや華やかに。
(ふらんす堂「
編集日記」2016/10/3より抜粋/Yamaoka Kimiko)