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雛の夜
2021.3.5
4/6判
ハードカバー
金箔
山下美夜子句集『雛の夜』(ひいなのよ)
四六判ハードカバー装 196頁 二句組
著者の山下美夜子(やました・みやこ)さんの
第1句集『月夜谷』
(2010)につぐ第2句集である。山下美夜子さんは、1945年長野県飯田市生まれ、現在は岐阜県大垣市在住。俳誌「伊吹」を経て、1999年「天為」入会、2003年「天為」同人。俳人協会会員。本句集に有馬朗人氏が序文を寄せておられる。
本句集の装丁は、前句集とおなじく和兎さん。
集名が「雛の夜」で、なにゆえ、「犬」の装画と思われた方もあるとおもうが、それは先に紹介した一句によるものであり、著者の山下美夜子さんが強く希望されたのである。
表は犬の半身のみ。
裏にまわれば全身がみえるようになっている。
表紙はさくら色。
この色も山下さんのご希望である。
犬のシルエットの型押しを表と裏に配した。
見返しはマーブル模様。
花切れは肌色と白のツートンカラー。
栞紐は肌色。
(ふらんす堂
「編集日記」2021/2/26
より抜粋/Yamaoka Kimiko)
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