
四六判ハードカバー装帯有り 194頁 二句組
著者の石﨑薫(いしざき・かおる)さんの第1句集である。石﨑薫さんは、昭和18年(1943)東京・中央区生まれ、現在は東京の文京区にお住まいの東京人である。平成元年(1989)に俳句をはじめ、「風花」を経て、平成10年(1999)「杉」入会、平成14年(2002)「杉」同人、平成20年(2008)「梓」同人として参加。現在は「杉」「梓」同人。俳人協会会員。共著書に『森澄雄の107句』がある。句集『小日向』は、31年間の俳句より精選収録した第一句集である。本句集には、「梓」代表の上野一孝氏が帯と跋文を寄せている。
装釘は君嶋真理子さん。
あまり派手にならないように、というのがご希望だった。


いろいろな色が使われているのだが、全体は落ち着いた雰囲気である。




布クロスもすこし渋めな紬風。




扉。

花布は金。
栞紐は白。


(ふらんす堂「編集日記」2021/10/5より抜粋/Yamaoka Kimiko)