ひかり秘めたる2023.11.10
透明紙をはずすと、
扉。
各頁二句ならんだ俳句の頭の部分は、
連作「俳句の国のアリス」に寄せて結社誌「銀化」の企画「同人テーマ詠」に寄稿。前半はルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」、後半は「鏡の国のアリス」から想を得て、俳句の国に迷い込んだ自分自身を重ねた。二十句の頭文字を順に拾うと、「俳句の国のアリス 銀化中原道夫賛」となる。
川原さん、このご本をとても気に入られて、ポストカードも作られたのだった。