
《三月三十日》汁の実は和布ばかりや卒業す
平日の昼間の落語会。人が働いている時間に「欠伸指南」を聴く。
昭和三十四年三月三十日の虚子句日記は「句謡会。婦人子供会館。」生前最後の句日記に「浪音の夜もすがらなる卯月かな」「幹にちよと花簪のやうな花」「椿大樹我に面して花の数」「何鳥か羽裏見せとぶ春嵐」「春の山屍をうめて空しかり」「独り句の推敲をして遅き日を」など力のこもった句が並ぶ。この日、虚子は「脳溢血」で意識を失い、四月八日に逝去。
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平日の昼間の落語会。人が働いている時間に「欠伸指南」を聴く。
昭和三十四年三月三十日の虚子句日記は「句謡会。婦人子供会館。」生前最後の句日記に「浪音の夜もすがらなる卯月かな」「幹にちよと花簪のやうな花」「椿大樹我に面して花の数」「何鳥か羽裏見せとぶ春嵐」「春の山屍をうめて空しかり」「独り句の推敲をして遅き日を」など力のこもった句が並ぶ。この日、虚子は「脳溢血」で意識を失い、四月八日に逝去。
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