出口紀子句集『由比ヶ浜』(ゆいがはま)

四六判ハードカバー装帯有り 二句組 186頁
著者の出口紀子(でぐち・のりこ)さんは、昭和16年(1941)和歌山県生まれ、現在は鎌倉市在住。昭和60年(1985)「春燈」に入会、平成3年(1991)「第20回春燈賞」を受賞。俳誌「瀝」を経て、平成25年(2013)「晨」入会、平成26年(2014)「梓」入会。現在は、「晨」「梓」同人。俳人協会会員。本句集『由比ヶ浜』は、第一句集であり、「梓」の上野一孝代表が「跋に代えて」を寄せている。
本句集の装釘は、君嶋真理子さん。
鎌倉の海岸「由比ヶ浜」の集名である、やはり海のイメージを大事にした。


タイトルは金箔文字。

貝殻模様が、デザイン的にあしらわれている。





布クロスは淡いブルーグリーン。


見返しは、海岸の砂のイメージで。

扉。

花布は、緑と白のツートン。
栞紐は白。

(ふらんす堂「編集日記」2022/2/2より抜粋/Yamaoka Kimiko)