朱雀2023.2.6

 

福井靜江句集『朱雀(すざく)』

 

 

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四六判ハードカバー装帯有り 206頁 二句組
著者の福井靜江(ふくい・しずえ)さんは、1953(昭和28年)奈良県天理市生まれ、現在は京都市にお住まいである。2001(平成13)年「蘭」入会、2013(平成25)年「蘭賞」受賞、「蘭」同人、2016(平成28)年「鳳蝶賞」受賞。俳人協会会員。本句集は、第1句集であり、松浦加古名誉主宰が序文を寄せている。

 

 

 

本句集の装釘は,君嶋真理子さん。
句集名「朱雀」について、
題名「朱雀」は四神の一つ。天の四方のうち「南」をつかさどる神獣とされており、墳墓(キトラ古墳)の壁面にその姿をみることができます。
奈良県明日香村は父祖の地。自らの縁の糸が見える気がいたし句集名といたしました。
と福井靜江さんは、「あとがき」に書いている。

 

 

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カバーにその「朱雀」を配した。
タイトルはタイトルは、ツヤあり金箔。

 

 

 

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帯には金銀の箔が散らしてある用紙をつかった。

 

 

 

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格調の高さは、この句集に響き合っている。

 

 

 

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火をつかさどるという朱雀。
ゆうえに赤のクロス。
赤といっても朱色ではなく、やや黒みを帯びた赤である。

 

 

 

 

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表に押したカラ押しがみえるだろうか。

 

 

 

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見返しの用紙は、帯とおなじ用紙。

 

 

 

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扉。

 

 

 

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栞紐は白。

 

 

 

 

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花布は、金。

 

 

 

 

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(ふらんす堂「編集日記」2023/1/19より抜粋/Yamaoka Kimiko)

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